インド占星術鑑定室 -Astrological Academy-

アーティクル

占星術の理論の説明、鑑定事例の紹介等

占星術の理論

ハウス

アセンダントとラグナ

 アセンダントとは東の地平線上に位置する星座の度数のことです。アセンダントが存在するハウスを第1室とします。ラグナとはハウスの起点になることで通常ラグナとはアセンダントが在住するハウスのことを指します。太陽や月を第1室としてみる時は、スーリアラグナ、チャンドララグナとそれぞれ呼びます。


ハウス

 占星術には12のハウスが存在します。インド占星術ではハウスは人間の人生における精神の成長プロセスを表すと考えます。サイデリアル方式を用いるインド占星術ではサインとハウスが一致するので、ハウスシステムが強く機能します。アセンダントのあるハウスを第一ハウスと考えます。各ハウスの象意は、主な象意は以下の通りです。


ハウスの意味

ハウス 人生のプロセス 象 意
 誕生する  自分自身、身体、魂、自我、名声、健康、家系、頭部
 衣食を両親に頼る  家族、収入、利益、飲食、言葉、スピーチ、顔
 必要な教育・訓練をする  弟妹、訓練、努力、勇気、芸術、音楽、旅行、腕、肩、耳
 人生の基盤を作る  土地、不動産、家庭、母親、乗物、基礎教育、胸部、肺、野党
 さまざまな結果を出す  子供、創造、学習、芸術、恋愛、高等教育、胃、心臓
 人生の障害に出会う  部下、病気、敵、借金、競争、試験、選挙、腹部(腸)
 他者との関わりをもつ  配偶者、結婚、セックス、対人関係、ビジネスパートナー、泌尿器、生殖器
 人生での悩みをもつ  寿命、精神的苦悩、遺産、秘密、突然、トラブル、慢性病
 よき師に出会う  幸運、宗教、父親、教師、高度な知識、慈善、腰
10  社会的立場を確立する  上司、職業、社会的地位、名誉、地位、権力、政府、膝
11  願望が成就する  兄姉、収入、利益、願望成就、評価、すね、左耳
12  現世を離れる準備をする  損失、出費、投資、現世からの離脱、解脱、入院、投獄、海外移住、左目、足首


ハウスの種類

 インド占星術ではハウスを次のように分類し吉凶を判断していきます。主なハウスだけ解説します。

トリコーナハウス  第1室、第5室、第9室をトリコーナハウスと呼びます。過去に積んだ功徳の結果としてもたらされる幸運のハウスです。このハウスには惑星が在住しても支配しても吉星となります。トリコーナハウスに多くの惑星が集中する場合、宗教性や道徳性が高くなります。
ケンドラハウス  第1室、第4室、第7室、第10室をケンドラハウスと呼びます。このハウスは保護を与え強い影響力をもつハウスです。西洋占星術で言う所のケンドラハウスに当たります。このハウスに在住する惑星は吉星となりますが、支配する時は生来的吉(凶)星の働きを中立化します。
ウパチャヤハウス  第3室、第6室、第10室、第11室をウパチャヤハウスと呼びます。このハウスは最初は困難を伴うが努力によって段々に改善していく働きがあります。第3室、第6室、第11室が支配する時は凶星となります。生来的凶星が在住する場合は頑張る星なのでかえってよく、吉星は争い等を好まないので逆に働きが弱くなります。
ドゥシュタナハウス  第6室、第8室、第12室はドゥシュタナハウスと呼ばれ、困難や不運と関係します。このハウスに惑星が在住すると困難をもたらします。但し、支配の場合は、第8室と第12室は中立となります。ドゥシュタナに多くの惑星が集中する場合、異端性や反社会性が強くなります。
マーラカハウス  寿命、健康に関わるハウスです。第2室、第8室が相当します。このハウスが絡むダシャー期に病気の時期、死期等が表示されます。