インド占星術鑑定室 -Astrological Academy-

アーティクル

占星術の理論の説明、鑑定事例の紹介等

政治家・経済人

ビル・ゲイツ

チャート

 ビルゲイツは1975年にポール・アレン氏とともにMicrosoft社を創設した。Microsoftは1986年には上場をはたし、2000年までCEOを兼任し、2001年1月にスティーブ・パルマー氏にCEO職を引き継いだ。2006年7月にMicrosoftの経営とソフト開発の第一線から退き、慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を設立しその運営に専念している。

ビル・ゲイツのチャートを見てみよう。天秤座の4室が惑星集中しているのが特徴だ。太陽が減衰しているが同時に天秤座の支配星の金星とコンジャンクションしているので、ニーチャバンガとなる。土星はケンドラの4室に在住し高揚するのでシャシャヨガが成り立つ。4室は人生の基礎、基盤という象意があるが、事業という視点で見ると基盤技術の提供に強みをもつと解釈できる。ご存知の通り、MicrosoftはウィンドウズというOSを開発販売することで今日の事業の基盤を築いた。

 だが、彼は太陽のシャドバラもビンドゥも低く、ジャイミニからみても太陽はグナティカラカとなり社会的権威や政府を敵に回す運命となる。又、4室の3惑星からはラージャヨガは形成されないので、4室の質は必ずしも高くないと言えない。ウィンドウズは不安定でウィルスに弱いという評判がある。強力なライバルとしてのMacの存在や新しいOSとして期待されるLinuxの存在に脅かされるなどしている。太陽は減衰の弱みを内在しており、急激な成長に対するエスタブリッシュ勢力の反発、ウィンドウズがデファクトスタンダードになったことで反トラスト法違反という政府の介入や規制を招いている。

 ケートゥが11室に在住しているので、数学、コンピュータ等の才能はあるが、どちらかというと彼のビジネスはそれ以外の要因で成功している。火星と月はタイトなオーブで対抗アスペクトを形成し、強引な実行力による成功を意味するチャンドラマンガラヨガになっている。実際に彼のビジネスには強引さが見られる。後にウィンドウズの基になったCP/Mの互換OSを某社からただ同然に騙し討ちのような形で買い取った実績がある。2006年の引退時期はダシャーでは太陽/水星期になる。減衰の太陽から見て水星は引退の12室に在住している。